★令和8年9月19日片手五首「三千首の日」

唐突に 歌詠める身と なりし吾
 いつ突然に 詠めなくなるか

転ばざる 墓石苔むし 花咲きて
 愛でてはこすり 削りおとせり

富士川の 橋を音立て 越していく
 先駆けもせず 鳥飛びたちぬ

いちじくの 種つぶぷちり 確かめて
 白き豆腐の 滋味の染み入る

いつ来ても 富士屋ホテルの 檜の香
 玄関入るまで 忘れているが

#片手五首

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